C型肝炎

C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスが血液を通して体内に入り感染する病気です。

性交渉による感染はありますが、かなり低い感染率のようです。
ただし、血液から血液へと感染しますから、
性行為の時に出血や傷口からの感染の可能性はあります。

したがって生理中の性行為とかアナルセックスでの感染の可能性は否定できません。
C型肝炎は比較的症状が軽いため慢性化しやすく、そのままにしておくと
肝硬変や肝臓がんに進行し、手遅れになると死に至る恐れがあります。

一時薬害訴訟で話題になったのはこのC型肝炎ウイルスが混じった血液製剤の輸血が原因で
C型肝炎に感染したものです。
最近では献血の時に検査が行き届くようになりましたからこの種の問題はほぼ解決されています。

なお、現在日本での感染患者数は250万人にも達すると推定されています。

病気の症状

C型肝炎に感染すると、男性も女性も同じような症状が出ますが極めて個体差が大きく、
感染してから2週間ほどで症状が出る場合や3ヶ月ほど経過してから症状が出る場合があります。
主な症状としては、まず全身に倦怠感を覚え、体がだるくなります。

症状

したがって食欲も減退し、熱が出ます。
発熱に伴い、小用の時の排尿が濃い茶色になります。
さらに進行すると体や目の白い部分が黄色くなり黄疸の症状になります。

このような症状は急性のC型肝炎のものですが、
感染者の全てに出てくるものではなく、
これらの自覚症状が出るのは感染者の2、3割に止まるようです。

またこれらの症状も他のA型肝炎やB型肝炎と比べると比較的軽いものですから、
そのまま寝込んでしまい、安静にしていて症状が軽くなり慢性化するケースが多いようです。

感染の経路

C型肝炎の感染経路は、血液から血液にC型肝炎ウイルスが入り込み感染するものです。
性交渉での感染の確率は低いとされていますが、生理中の性交渉は感染の危険性がありますし、
膣粘膜などの傷口からのウイルスの侵入によっても感染します。

感染経路

またアナルセックスでの感染もあります。
その他の感染経路としては献血された血液から作る血液製剤の中に事前の血液検査が不十分で、 その献血にC型肝炎ウイルスがあるのに気づかず製品化してしまい、
輸血を必要とする多数の患者に使用したりすると感染は一気に広がります。

また母子感染の危険性もあります。
しかし、現在では血液製剤も献血時の検査が行き届いているため、
輸血による感染の危険性は極めて低くなっていますし、
母子感染も事前の検査で分かるようになりました。

治療・対処法

C型肝炎にかかった場合の治療や対処法は、全身倦怠感、発熱、食欲不振、黄疸症状などの
自覚症状が出た場合、できるだけ早く医療機関での診察を受けることが望ましい対処法です。

治療法

病院へ行くことができない場合には性病STDチェッカーでの自宅検査も可能ですが、
検査結果の判定は医療機関で行うことになります。
C型肝炎にかかった時の治療方法は、現れた症状によって異なりますから、
病院での専門のお医者さんの判断が重要になります。

通常は、急性C型肝炎の場合は、まず安静に体を保つことと、食事療法や薬を使用して
肝臓の炎症を抑える抗炎症療法などが用いられますが、
慢性肝炎の治療にはインターフェロンやリバビリンなどの抗ウイルス剤が使用されます。

検査方法

C型肝炎に感染しているかどうかを検査するのには、
全身倦怠感をはじめとする肝炎独特の症状が出てこないと
医療機関でも性病STDチェッカーでも出来ません。

検査方法

症状が現れてから血液検査と臨床診断で検査が可能になります。
病院での検査には肝臓細胞がどの程度炎症を起こしているのかを調べる検査があり、
それぞれGOT、GPT、LDHと呼ばれる成分の検査です。

次に肝臓の障害を調べる検査があり、たんぱく質の量なども検査します。
コレステロールの値も検査項目に含まれます。

そのほか血液検査では血小板の数も検査対象で、血小板の数が正常の時と比較して
半減しているような場合は肝硬変が疑われます。

さらにHCV抗体が歩かないかが検査されますが、
もしこのHCV抗体があればC型肝炎にかかり、その抗体ができているということになります。

予防法

C型肝炎に感染しないようにする予防方法としては、性交渉による感染は少ないとされていますが、
感染経路が血液から血液ということなので、アナルセックスは止めましょう。

予防法

また生理中の性交渉も慎んだほうが安全です。
さらに、性交渉の際の出血や膣粘膜などに傷がつくと感染しやすくなりますから注意が必要です。
男性の場合はコンドームの着用が感染予防には有効です。

また夫婦間で夫や妻のいずれかがC型肝炎にかかったことがある場合には
感染していないほうは検査を受けることをお勧めします。

その他、輸血を受けなければならないような事態になった時は医療機関を信頼するしか
ありませんが、献血から作られる血液製剤は今では安全とされています。

また、母子感染は事前の母親の検査で感染の有無が確認できますから、
それなりの対策をとることで予防が可能です。

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