外陰炎

外陰炎というのは、女性器の外陰部が腫れて、痒みや痛みを伴う病気です。

多くの場合、この病気は膣炎との合併症として起こります。
女性器の外陰部には大陰唇、小陰唇、クリトリス、膣前庭、処女膜などがありますが、
このどこにでも炎症が起きるのです。

外陰炎にかかる原因としては、通気性の悪い下着で性器がむれたり、
月経の時の血液が付いたり、膣炎の時のおりものが外陰部に付いたりして性器が
不衛生な状態の時です。

また、生理用品や下着と外陰部が強い摩擦を起こしたり、性行為やマスターベーションで
爪によって傷がついたり、刺激の強い洗剤などを使っても炎症を起こすことがあります。

もし、性行為で外陰炎にかかると相手の男性にも感染しますから、
女性器の病気だからと言って安心はできません。

病気の症状

外陰炎にかかると、まず膣炎を併発するか、膣炎のおりもので外陰炎になります。
症状としては大陰唇、小陰唇、クリトリス、膣前庭、処女膜などに激しい痒みを感じます。
次におりものが異常に増えてきます。

症状

また、性行為の時には性器全体に強い痛みを感じるようになりますし、
出血を伴います。
膣炎の原因 は大腸菌やブドウ球菌のほかに性病の原因になる
淋菌やカンジダ、トリコモナスなどがありますから、
これらの性病に感染した時と同じような症状が出てきます。

また、稀にですがタンポンや避妊具を使用したあとで取り出すのを忘れたために炎症を起こすこともあります。

痛みはひりひりした感じで、外陰部が熱っぽくなり、歩く時などに外陰部がこすれ合うと
痛みが激しくなりますし、トイレで小用を足す時には痛みが激しくなります。
さらに重症化すると膣から膿が出てきます。

治療・対処法

外陰炎の治療法は、婦人科や産婦人科、性病科での治療ということになりますが、
まず目での診察で患部を見て、炎症の具合により原因を探ります。

治療法

さらに、もしもトリコモナスなど他の性病による感染症の疑いがある場合は、
それがどんな性病なのかを検査して病原菌を特定し、その病原菌に対処するための
必要な軟膏を塗ったり、抗菌剤など適切な薬を服用します。

また、おりものが激しい時にはその原因である膣炎の治療も平行して行う必要があるのは
言うまでもありません。
治療に使う薬は主に抗菌剤、つまり抗生物質です。

しかし、炎症がひどくて、膿が溜まっているような場合には膿はそのままでは無くならないので、
抗菌剤を使いながら平行して患部の手術で膿を出したりもします。

予防法

外陰炎の予防法は、第一に女性器全般を清潔に保つことです。
次に、通気性の悪い下着を長時間着用しないことです。

予防法

通気性が悪いと汗が出たりして性器全般がむれて、雑菌は繁殖する恐れがあります。
また、月経の時に血液が外陰部に付着したり、膣炎の時のおりものが外陰部に付いたりすると
不衛生な状態になり、炎症を起こす環境が出来てしまいます。

また、体に合わない生理用品や性器を締め付けるような下着を使用すると布地と
外陰部が強い摩擦を起こしますから、下着類にも注意が必要です。

さらに、粗暴な性行為は性器全般に傷を付けやすくなりますし、
マスターベーションでも爪が柔らかい性器に傷をつけることがあります。
それから刺激の強い洗剤などを使用しないことも予防法の一つです。

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