梅毒

梅毒は世界中に広く感染が広がっている性感染症です。

1960年代前半に世界的な大流行がありました。
昔は不治の病と考えられていました。

日本の武将の中でも梅毒が原因で亡くなった人がいます。
最近では梅毒感染者は減少してきています。
しかし感染者がゼロになっているわけではないので楽観視は出来ないでしょう。

梅毒に感染するとHIV感染症にも架かりやすくなります。
疑わしい症状があれば検査と治療を早期に行いましょう。
梅毒はトレポネーマという病原菌によって感染していきます。

皮膚の粘膜や小さな傷から病原菌が入っていき感染します。
男女ともに同じような症状が現れます。
感染して3週間程度で感染部分に痛みのないしこりが出来ます。

そのうち太ももの付け根が腫れてきます。
そのまま放置して3ヶ月もすれば病原菌が血液に入り込むので全身に広がっていきます。
発熱、倦怠感、バラ疹が現れます。

この状態になれば誰でもおかしいと気がつきますので治療を開始します。
感染から3年以上経過すると皮下組織に大きなしこりが出来てきます。
この状態になっても放置していると最終的に重い障害が残ったり、死に至ったりするのです。

病気の症状

梅毒は古くからある性感染症です。
大航海時代にヨーロッパから世界中に広まったことはよく知られています。
梅毒は10年の年月を掛けてゆっくりと体を侵食していきます。

症状

初期では気がつきにくく、放置していると最終的には死が訪れます。
梅毒は第一期から第4期まであります。
第一期梅毒では感染者と性交渉を行なう事で、
性器の粘膜にある小さな傷口から梅毒トリポネーマが侵入してきます。

感染後は3週間程度の潜伏期間があります。
潜伏期間の後に性器に硬いしこりが出来ます。
痛みも痒みもないので気がつきにくいのです。

しばらくすると硬いしこりは消えてなくなります。
第二期梅毒は感染後3ヶ月程度経った頃です。
全身にバラ疹と呼ばれるものが広がっていきます。

ピンク色をした発疹で皮膚や粘膜に現れます。
同時に微熱や倦怠感、頭痛に襲われます。
ここで自分の症状がおかしい杜幹事医療機関を受診する人が多いようです。

第三期梅毒は治療せずに第二期から3年以上経過した頃です。
顔、那覇、唇、内臓等に硬いしこりが出来ます。
顔にはいくつもこぶが出来てきて以前の面影はなくなってしまうでしょう。

第四期梅毒では感染後10年を経過した頃です。
梅毒トリポネーマが脳にも支障をきたすので知能の低下が始まります。
地方の症状が出るのもこの頃です。
脳や神経が破壊されるので性格も変わってきますし、歩行マヒも現れます。
最終的に死に至るのです。

感染の経路

梅毒は突然ヨーロッパに現れた性感染症です。
この頃の梅毒は毒性が非常に強かったので感染すると数週間で死に至りました。
世界中に広がっていくうちに毒性が和らいで行ったようです。

感染経路

大航海時代のヨーロッパでは性交渉に対して開放的だったようです。
港町には外国から来る乗組員たちのために娼婦の館がいたるところにあったようです。
そのため梅毒は海を越えて世界中に広がっていったのです。

梅毒に対する行こうな治療法が確立してからその姿はかなり減少しました。
しかし性風俗に関わっている人、不特定多数の人と性交渉を楽しんでいる人の間では
梅毒の感染が繰り返されています。

複数の相手との性交渉は梅毒の危険が付いて回るのです。
梅毒は感染力の強い性感染症です。
性交渉が若い世代にも広がっていることから
最近では10代や20代の若者に梅毒患者が増えてきています。

治療・対処法

梅毒はおそろしい性感染症です。
治療を行わず放置していると脳や脊髄に恐ろしい影響が出るだけでなく最終的に死に至るのです。
梅毒の治療にはペニシリンを中心とした抗生物質が使われます。

治療法

ペニシリン系の抗生物質の内服薬や注射が使われます。
第一期梅毒、第二期梅毒ですと4週間程度の治療で完治させることができるでしょう。
第三期梅毒以降は8週間から12週間抗生物質の投与が必要になります。

早期に発見して早期に治療を開始すれば治療の効果が高くなります。
おかしいと感じた場合は速やかに医療機関を受診して検査を受けるべきなのです。
一回の性交渉で感染する確率は30%程度と高くなっています。

第四期梅毒になるまで治療を放置して置く人はいないようですが、
不安を感じた場合はすぐに検査を受けましょう。
若い人の間で梅毒が増加している傾向にあります。

検査方法

梅毒に感染しているかどうかは検査を行えば調べることが出来ます。
検査は医療機関や自宅で調べることが出来ます。
梅毒は感染後3週間後から症状が出てきます。

検査方法

そのため感染後3週間以内に検査を行っても感染しているかどうかを判明することは出来ません。
感染後4週間経てば検査をすることが出来るのです。

感染しているかどうかは血液検査で分かります。
医療機関で検査を行う場合、皮膚科、泌尿器科、産婦人科などで行ないます。
自宅で検査する場合は郵送キットでの検査です。

匿名で検査することも出来ますので誰にも知られずに検査結果が分かります。
自覚症状がある場合は医療機関を受診したほうがいいでしょう。
早期に治療を開始することが出来ます。

予防法

梅毒は性交渉で感染する確率が一番高いのです。
性交渉の時にはコンドームを使用すれば感染のリスクを防ぐことが出来るでしょう。

予防法

複数のパートナーがいる人や不特定多数の人と性交渉を行っている人は梅毒に感染する危険が高いといえます。
梅毒は放置することで重い障害を残してしまいます。

早めに発見して治療を行なう事が大切です。
妊娠中の女性が梅毒に感染してしまうと体内の赤ちゃんも胎盤を通じて感染してしまいます。
妊娠中の梅毒検査によって母子感染は減少してきているようです。

パートナーが梅毒に感染している場合には早急に検査を行いましょう。
梅毒とHIV感染症との合併症も多くあります。
早期発見ですと治療期間も短くて済むのです。

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