インフルエンザのような症状が出た

熱が出て、喉が痛いし、体がだるい、あちらこちらの筋肉も痛い。
これらの症状は典型的なインフルエンザの症状です。
しかし、思い当たる節があるときはもしかしたらHIV感染症、
つまりエイズに感染したかも知れないのです。

HIV感染症の初期はインフルエンザの症状に似ています。
HIVはエイズウイルスのことですが、感染すると体の免疫力が次第に弱くなり、
そのためにいろいろな病気にかかりやすくなってしまいます。

これがエイズ、つまり後天性免疫不全症候群なのです。

梅毒をはじめ他の性病に感染しているとHIVウイルスに感染する可能性が高くなります。
エイズウイルスは性行為での感染が多いのですが、血液、精液、膣内の分泌液や母乳などの
体液が性行為の時に性器の粘膜や小さな傷口に触れると、そこから感染します。

インフルエンザのような症状のエイズ

エイズウイルスは、汗や涙、唾液、尿や便などからは感染しません。
つまり粘膜からは感染しやすいのですが皮膚からは感染しないのです。
エイズウイルスは空気中や水、食べ物の中で生存する力がありませんから
日常生活での感染はないと考えられます。

性行為以外での感染の可能性は消毒していない注射針の使用とか、母子感染、
さらに問題になった輸血などがあります。
母子感染については妊娠の初期に感染が発見されて治療を受ければ対策をとれるようになりました。

ただし、輸血のための献血には以前問題が無いとは言い切れません。

治療法が進歩している現在、エイズによる死亡率はかなり低くなっていますが、
早期発見・早期治療がなによりも大切です。

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