女性の症状 目次

性器周辺や太もも、肛門周辺に水泡

膣をはじめ外陰唇、太ももの付け根近くや肛門の周りに水泡ができて、それがつぶれて
潰瘍になったりしたら、それは性器ヘルペスという性病の可能性が極めて高いのです。
通常は強い痛みも感じますし、女性で始めてヘルペスに感染すると

小用を足す時にかなりの痛みが走ることがあります。

性器ヘルペスは感染した人との性行為で感染しますが、症状が出ていない場合でも
性器の皮膚や粘膜にウイルスが現れることがあります。
ヘルペスには口や唇などに症状が現れるものもあります。

この場合のウイルスは1型ウイルスが原因ですが、性器ヘルペスの場合のウイルスは2型です。
しかし、オーラルセックスで口のヘルペスが性器に感染することもありますから注意が肝要です。
性器ヘルペスのウイルスを完全に死滅させる治療法は今のところ見つかっていません。

性器ヘルペスの治療法

性器ヘルペスの症状を抑える治療法はありますが、
一旦この性病にかかると再発の可能性があります。
再発率は1年以内に80パーセントとも言われていますが、

再発した場合には最初の時とは異なる治療法を受けることになります。

再発の前兆としては膣の入口に不快感があったり、
太ももに神経痛のような痛みを感じることがあります。
しかし再発の場合の症状には軽いものが多いので気づかないこともあるようです。

また、母子感染の危険性も高いもので、出産時に帝王切開をすることが安全だとされています。
感染したヘルペスは場合によっては子宮や膀胱にまで広がることもありますので、
一旦性器ヘルペスに感染した場合は定期的に再発の検診を受けることが大切だと考えられます。

性器や肛門周辺に、とさか状のイボ

大小陰唇や膣とその周辺に淡いピンク色や茶色っぽいニワトリのトサカ状とかカリフラワー
のようなイボができたり、お椀を伏せたようなイボができたら、
それは尖圭コンジローマという性病の一種に感染しているからです。

この場合、軽い痛みや痒みを感じる時もありますが通常自覚症状はほとんどありません。
また、イボは肛門の内側や周辺、さらには尿道の入口にできることもあります。
尖圭コンジローマは「良性型」ウイルスが原因で、感染経路は主に性行為による感染ですが、

ほかには皮膚や粘膜にできた傷口から感染する場合もあります。

特に妊婦は検診を受ければ母子感染を防ぐことができますから、早期の検診が大切です。
そのままにしておくとイボは大きくなり、数も増えていきます。

尖圭コンジローマの治療法

この治療法としては外科手術で表面のイボを取り除きますが、再発する場合が多い性病です。
通常取り除いてから3ヶ月ほど後で4人に1人が再発するとも言われています。
これは手術ではウイルスを完全に取り除くことが難しいためです。

感染するのは全ての性行為での場合ですが、このウイルスが良性の場合はいいのですが、

悪性型のウイルスの場合は子宮がんの原因にもなる危険性が多分にあります。

また、尖圭コンジローマはオーラルセックスで感染することもあり、悪性型ウイルスの場合は、
口腔がんの発生の原因にもなると言われていますから、
もしニワトリのトサカみたいなイボが性器や肛門とかその周辺にできたら早期の治療が必要です。

太もも付け根のリンパ節の腫れ

なぜか、太ももの付け根にあるリンパ腺が腫れてきたなどという場合、
まず考えられるのが梅毒という性病の感染です。

梅毒はペニシリンが発見されて治療薬として使われるようになる前は治らない性病として
嫌われていましたが、現在では早期治療で完治します。

しかし、一旦梅毒にかかった人はエイズにも感染しやすくなります。

梅毒に感染すると症状は3~4期に分けて現れますが、その最初がリンパ節の腫れです。
梅毒の病原菌は性行為の時に粘膜の小さな傷から体内に入り、血液に入って全身に菌が回ります。
またキスだけでも感染します。

軟性下疳と性器ヘルペス

次に同じような症状を引き起こす性病に軟性下疳があります。
この性病にかかるとリンパ節の腫れ以外に、性器に小さなコブができて、
それがつぶれると潰瘍になり、強い痛みがあります。
軟性下疳は元来日本にある病気ではなく、東南アジアやアフリカ、南米に多い性病です。

この病気にかかるとエイズにも感染しやすくなるので注意が必要です。

女性の場合、症状は太もものリンパ節以外に外陰部にもコブができるので、
梅毒との区別ができます。
また、口の中にも小さな潰瘍ができることもあります。

さらに、太もものリンパ節が腫れる性病に性器ヘルペスというものがあります。
この性病に感染すると、排尿の時に強い痛みで用を足すことができなくなります。

ヘルペスはウイルスが原因ですが、現在のところ治療で症状を抑えるだけで完治はしません。
ヘルペスには2通りあり、性器など下半身に症状がでるヘルペスは2型と呼ばれています。
また、ヘルペスは母子感染も引き起こしますから怖い性病です。

下着に黒色点状のしみがつく

白い下着を穿き替えようとした時に
黒いしみがついていることに気がつくといったことはありませんか?
柄物のショーッなどでは気づきにくいかも知れませんが、もし下着に黒いしみがついていたら、
それはケジラミ症に感染しているからだと思ってください。

ケジラミ症は、性交渉の時に陰毛が性器にくっついて、陰毛に寄生しているケジラミという
シラミが移って感染します。

症状としては通常はかなり激しいかゆみを性器の周りに感じるものです。

このケジラミ症は単に性行為によって感染するだけではありません。
例えば他人が使用して洗濯をしていない毛布やタオルなどにもケジラミが生息していて
間接的に感染することもあります。

黒色点状のしみとケジラミ症

この原因は長さが1ミリほどの大きさのシラミで、毛に寄生するのでケジラミと呼ばれています。
下着についている黒い点はケジラミの糞なのです。
この吸血性のシラミは主に陰毛に寄生して人間の血を吸います。

感染経路としては陰毛が触れ合うことでの感染がほとんどですが、ケジラミは陰毛以外にも
肛門の周りの毛やわき毛、胸毛、太ももの毛などに寄生していることがあります。
また、症状の現れ方は、通常は激しいかゆみを伴いますが稀には何も感じない人もいます。

さらに、湿疹が出でないのがケジラミ症の大きな特徴です。

ケジラミ症の治療法としては、まず体の局部やその他の部分を清潔にすることと、
可能であれば陰毛をはじめケジラミが寄生している場所の毛を
すべてきれいに剃ってしまうのが一番確実な方法です。
ケジラミ症に感染するのは、性器やその周りが不衛生な状態にある時です。

性交時の痛み

セックスの時に膣を含む性器に激しい痛みを感じたら、
まずクラミジアに感染していることを考えましょう。
クラジミアに感染している場合、おりものが増えたり異常な出血など別の症状もありますが、

まずは性交時の激しい痛みです。

しかし症状を感じない女性もいます。
感染したままにしておくと卵管に炎症を起こし、子宮外妊娠や不妊症などになりやすくなります。
さらに感染が上の内蔵に広がると肝臓の周辺に炎症を起こす場合もありますから危険な性病です。
また、クラジミアは日本では感染者が多い性病ですから注意しましょう。

さらに似たような症状を引き起こす性病には膣トリコモナスがあります。
この性病は小さな虫が膣内に入り込んだために炎症が起きて性交時に激しい痛みを感じます。

なお膣トリコモナスは下着やタオル、便器や浴槽でも感染することがあります。
また、膣だけではなく、子宮や膀胱、尿道にも感染します。
そのままにしておくと炎症が卵管にも進み、不妊症や妊娠しても早産や流産の危険性があります。

性交時の痛みと性器カンジダ症

それから性行為の時に強い痛みを感じる場合は性器カンジダ症に感染していることもあります。
この性病の症状は膣と外陰部に同時に現れることが多いことで、
外陰膣カンジダ症とも呼ばれています。

病原菌はもともと膣内や腸などに生息しているので、
必ずしも性行為での感染だけではありませんが、主な感染経路は全ての性行為です。
また、風邪を引いていたり、疲労がたまったり、

ストレスなどで体の免疫力が弱くなった時にこのような症状が出ることもあります。

さらに抗生物質を呑みすぎたり、妊娠した際にもこの症状が現れることもあります。
日ごろの生活を規則正しくして、通気性の良い下着などで、
カンジダ菌が生きていけない環境をつくることが大切です。

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