肛門の痛みを伴う性病

性器の近くにある肛門は性病にかかりやすいですし、症状も出やすいのが特徴です。肛門の痛みを伴う性病には様々な病気がありますが、ここでは特に代表的と言われている梅毒と肛門コンジローマについて少し詳しく見ていきましょう。それでは、まずは梅毒からです。

梅毒は昔死をもたらす病気とも言われたことのある性病です。ペニシリンという抗生物質が治療に使われるようになってからは梅毒で亡くなる方はほとんどおらず、きちんと治療すれば治る病気という認識に変わりました。とはいっても梅毒は未だ性病の中では簡単に治る病気ではないんです。10年という長い歳月をかけて体に広がっていく梅毒は放っておけば心臓や脳に異常をもたらすこともあります。

そんな梅毒ですが原因はスピロヘータという細菌です。この細菌がまず性器を通して体に入った後性器のしこりなどを起こします。次に湿疹が広がり、顔などに硬いしこりが出来始めます。そのまま放っておき続けると最終的には脳に梅毒が広がり、歩行することも出来なくなります。そんな梅毒の症状のうち、肛門に症状が現れるのは湿疹が広がる少し前くらいのようです。肛門だけでなく顔や手足にも痛みを感じるのが特徴です。

次に肛門コンジローマについてです。こちらは肛門にだけ症状が出るのが特徴で、肛門の周りに少し固めのボツボツとしたできものが多くなっていきます。痛みもかゆみもないので放っておきがちですが性器のガンの原因ともなるのが肛門コンジローマの持つウイルスの恐ろしさです。肛門コンジローマに関しては性病科ではなく肛門科での治療が一般的で切除などの方法を取ることもあります。

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